わきが対策にボトックス注射、保険適用でできるのか?

ボトックス注射に保険適用はある?

 

わきがにボトックス注射、保険適用はどうなのか

 

多汗症でわきがに悩んでいる方が多いかと思います。
わきがはアポクリン腺から出る汗によって、周りの雑菌と反応し独特なニオイを発生してしまうもの。

 

クリニックなどで脇にボトックス注射を行い汗を減らしたいときに、健康保険の適用があるのかどうかを調べてみました。

 

結論としては、脇汗がひどい場合に保険適用があります。
しかしながら条件がありました。

 

「重度の原発性腋窩多汗症」であること。

 

もともと汗の汗腺が多い脇に必要以上の汗をかいてしまい日常に支障をきたすこと。

 

しかも、保険適用には次のような判断基準があります。

 

 

原因不明の過剰な局所性発汗が6ヵ月以上続いていることに加え、以下の6項目中2項目以上を満たすこと。

  • 両側性かつ左右対称性に多汗がみられる
  • 多汗によって日常生活に支障が生じている
  • 週1回以上の頻度で多汗エピソードがみられる
  • 25歳未満で発症した
  • 家族歴がある
  • 睡眠時は局所性の発汗がみられない

 

さらに、この判断基準にも条件があり

 

  • 1.発汗は全く気にならず、日常生活に支障がない
  • 2.発汗は我慢できるが、日常生活に時々支障がある
  • 3.発汗はほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある
  • 4.発汗は我慢できず、日常生活に常に支障がある

参照:https://www.dermatol.or.jp/qa/qa32/q07.html

 

しかし、わきの汗に悩む方の多くが基準を満たす為にそこまで神経質にならなくともクリアできるようです。

 

<保険の種類について>
ここで保険というのは医療保険のことで病院などで掛かる費用の個人負担を約3割の支払いで済むことです。
大きく分けて3つあり、日本国内に住んでいればどちらかに所属しなければならないものです。

 

簡単に言うと保険が適用されるのは、けがや病気と違って美容などの医療技術を含まないものに該当されるのです。
そしてどこの保険としても年齢によりますが、大多数は医療費の3割負担となります。

 

1.(企業内)健康保険組合
主に大企業で行う企業で独立した法人、最近は減っています。

 

2.政府管掌保険組合
中小企業に多い、いわゆる「せいかんけんぽ」といわれるもの。日本の95%の会社は中小企業なのでこの「せいかんけんぽ」という確率が大きいですね。

 

3.国民健康保険
自営業者や無職の方が入る保険

 

こちらは健康保険法、国民健康保健法などにより定められています。

 

 

 

ボトックス注射でワキガの臭いは減らせるのか?

 

わきがにボトックス注射で臭い軽減したい

 

ボトックス注射は汗をブロックするための注射として有名で、わきの臭い予防にも効果があると言われていますが実際どうなのかを調べてみました。

 

 

ボトックス注射のわきがへの効果

 

ボトックス注射は脇など気になるところに注射することによって、脇などの汗の量は減るので、汗っかきで脇汗の臭いが気になる人には効果あるものが一時的なもので完治するもではありません。
また主に2つの汗腺であるエクリン腺にはかなりの期待はできますが、わきがの主原因であるアポクリン腺にはそこまでの効果が期待できないものとなっています。

 

なので、汗臭いニオイというのは予防できますが、残念ながら「わきが」に対しては劇的な効果はないといえます。

 

 

ボトックス注射の効果の期間

 

ボトックス注射をしてから4ヶ月から半年程度の効果が期待できます。

 

暑い時期などめがけて4月頃に注射すれば8月〜9月までの特に汗をかく期間は、汗の量をおさえ臭いを軽減してくれる効果の期待はできます。

 

ボトックス注射のリスク

 

ボトックスはボツリヌス毒素製剤の注射であり、汗を出す神経に働きかけ汗を出しにくくするものです。
毒素を使い神経をマヒさせるために、全身にまわると主に顔面に痙攣などの副作用が発生し、体質によっては副作用が大きくでてしまいます。

 

 

ボトックス注射の気になる費用

 

わきがに悩む方の多くは、ボトックス注射を両脇に注射をしていきます。
診療を行ってからの施術時間は約10分ほどで一回行えば、約半年ほどは制汗作用の効果が期待できます。

 

しかも費用は保険適用で約3万円(医療機関によっては格差あり)となり、半年で約3万円なので1か月当たり5000円ぐらいと考えればそこまで高くないと言えますね。

 

ミラドライやレーザーなどの外科手術やアポクリン腺をはさみで取り除く「剪除法」で汗腺の除去を行なった場合は、とんでもない費用になりますからね。

 

 

ボトックス注射の問題点

 

ボトックス注射は脇に対して行い、脇の汗をある程度抑えられるので軽度のワキガであれば効果はあります。
しかし、ワキガというのは脇だけでなく、胸の乳首周辺や、陰部のデリケートゾーンにもアポネクリン汗腺があり、こちらは注射そして手術などの施術での治療はできません。

 

よって、あくまで脇だけのケアの場合にとっては有効といえますが、全身のニオイとなるとカバーできないのが弱点となります。

 

ここで、ワキガの悩みに関しては、男女の関係などを気にする時期であれば、ほかのケアも考えていかなければならないでしょう。